タバコを喫うと歯周病になりやすい!

歯周病にかかりやすい要因として「喫煙」があげられます。
タバコの本数が増えれば増えるほどその危険度は増します。
例えば一日20本のタバコを喫うと喫わない人に比べて5倍「歯周病」にかかりやすくなるといわれています。
タバコが歯や歯ぐきに与える影響は、歯にヤニがつくだけではありません。
歯肉の酸素や栄養分が不足したり、感染に対する抵抗力を低下させます。また、歯周病の症状が出にくくなるので、病気に気づくのが遅れ、歯を失ったりすることもあります。治療に対する治癒力も悪くなります。
禁煙をされれば、症状は改善されていきます。
タバコはあなたの歯の寿命も命の寿命も短くします。
この機会にタバコの喫い方にについて考えてみてはいかがでしょうか。
三重県 桑名市 歯科 星野歯科医院

美白歯みがき剤

ヤニ取りタイプのような歯みがき剤は研磨剤が入っているので、歯の表面についた着色汚れを落とすのに即効性があります。しかし、研磨剤の粒子が大きいため、歯の表面まで傷つけてしまう恐れがあります。歯の表面が削られていくわけですから、頻繁に使用すると将来的に歯のエナメル質が早くすり減ったり、知覚過敏になりかねません。1週間に一度程度にするとよいでしょう。
他の美白歯みがき剤としては、着色汚れを溶かすタイプや吸着させるタイプ、汚れを浮かして落としやすくするタイプ、または歯の表面をつるつるにして汚れをつきにくくするタイプなどがあります。
歯を白く保ちたいのであれば、
①よく唾液をだして(よく噛み、よく話す)汚れを洗い流す
②歯垢をきちんと落として汚れをつきにくくする
③着色しやすい飲食物は控える
④着色しやすいものを摂取したらすぐに落とす
ことなどを気を付けてください。
着色しやすい飲食物といえば、コーヒー・紅茶・ウーロン茶などのお茶類、赤ワイン、ブルーベリーなどのべりー類、コーラ類、カレー、ソース・しょうゆ・ケチャップなど色の濃いもの(服にシミがつくようなもの)、他にたばこ、葉巻などがあります。
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食べ物で歯が溶ける!?

食べ物や飲み物によって歯が溶ける「酸蝕」についてのお話です。
むし歯菌が出す酸によって歯が溶けるのが「むし歯」、それに対して酸性の食べ物や飲み物によって歯が溶けることが「酸蝕」です。
ふつうはお口の中は唾液の力で中性に保たれています。またいろんなものを飲食しても唾液の「再石灰化」作用によって歯が溶けてぼろぼろになることはありません。
しかしながら、酸性の飲食物に長く、あるいは頻繁に触れたり、唾液が減少したりするとお口の中のバランスが崩れ、再石灰化も追いつかず歯が溶けるのが進行してしまいます。
「酸蝕歯」の外見は、奥歯など歯が溶けて丸くなり、摩耗してツヤツヤしています。また歯の表面に池のようなへこみがいくつか出来ます。歯が白濁したり、前歯など薄くなって透けたり、少しずつ歯の先端が欠けてきたりもします。そして、むし歯と違うところは、むし歯がトラブルのあるところに限定されているのに対して、酸蝕歯は一面に進行していることです。
では、どのようなものが酸性が強いのか一部例をあげます。
・コーラ、ペプシ、サイダー類
・ポカリスェット類
・くだもののジュース
・カルピスウォ―タ―
・柑橘系の果汁の入ったチューハイ、ワイン、
・レモン、グレープフルーツ、オレンジなどの柑橘類
・ポン酢、酢
健康のためと黒酢ドリンクを愛飲したり、朝食にグレープフルーツを毎日食べるとか、スポーツの水分補給にスポーツ飲料を飲むとか、赤ちゃんがぐずった時に哺乳瓶で果物のジュースを飲ませたりしていると酸蝕歯になりやすくなってしまいます。せっかく健康の為にしていても、歯がぼろぼろになっては残念ですよね。
では、「酸蝕歯」の予防法です。
① 酸性の物を飲食したら、すぐに水やお茶を飲む(口をすすぐ)。歯を磨くのであれば、その後30分ほど経ってから行う。
② 口が渇いているときは、唾液の量が減っているので、酸性の強い飲み物は避ける。
③ 赤ちゃんに哺乳瓶でジュースやイオン飲料などを飲む習慣をつけさせない。
④ フッ素入りの歯みがき剤やジェルで歯質を強化する。
などです。酸性の強い飲食物を避けなければならないのではなく、きちんとした予防とケアでご自分の食生活を楽しんでください。
残念ながらもうすでに「酸蝕歯」になってしまっている方は一度歯科医院にご相談されるといいですよ。
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ひみこの歯がいーぜ

今日はよくかむことの8大効用のお話です。
それが「ひみこの歯がいーぜ」です。
「ひ」肥満を防ぐ
よくかむと脳にある満腹中枢が働いて食べ過ぎを防ぎます。
「み」味覚の発達
よくかんで、食べ物本来の味を学習しましょう。
「こ」言葉の発音がはっきり
よくかむ事は、顎の発育を促しきれいな歯並びを育成します。
また、顔の筋肉を鍛え表情を豊かにします。
「の」脳の発達
よく噛む運動は脳細胞の働きを活発にします。
子どもの知育を助け、高齢者の認知症予防になります。
「歯」歯の病気を防ぐ
よくかむと唾液がたくさん出て、細菌感染を防ぐ働きをします。
「が」がんを防ぐ
唾液に含まれる酵素(ペルオキシダーゼ)には、
発がん性物質の作用を消す働きがあるといわれています。
「いー」胃腸の働きを促進
食べ物が口の中にあるときに、すでに消化液(家城・すい液)が出てきます。
特に”おいしい”と感じているときは分泌が活発になります。
「ぜ」全力投球
ぐっと力を入れてかみしめた時に、全身の力もわいてきたり、
集中力も増してきます。しっかりかんで、丈夫な歯をつくりましょう。
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痛かったむし歯が痛くなくなった?

むし歯がすごーく痛かったのに、我慢していたらそのうちに痛みがなくなって、治ったような気になって安心している人はいませんか?
でもそれは間違いです。残念ながらむし歯は自然には治りません。
痛くなくなったのはむし歯がかなり進行してしまい、歯のエナメル質と象牙質に穴が開き、歯の中の神経のある部分(歯髄)にまで達し、神経が死んだり腐ったりしてしまったからです。
痛くなくなったからといってこれを治療をせずに放置しておくと、細菌により歯の根の先に炎症が起こり膿がたまったり、それが周りにまで広がったりとさらに大変な歯の病気になる可能性があります。それゆえ神経が死んで痛くなくなったむし歯はより治療が必要となってくるわけです。
ですから歯医者に行くのを億劫がったり、間違った自己診断をされずに、できるだけ早い時期にきちんとした歯の診断と治療を受けられることをおすすめします。
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赤ちゃんのお口はきれい

生まれたばかりの赤ちゃんのお口の中にはむし歯菌(ミュータンス菌)はいません。
生後6か月~3歳くらいをピークに、主に親などからキスや食器を介してうつるといわれています。
ですからまずはその親たちのお口の中のミュータンス菌を減らすことが大切です。フッ素やキシリトールを取り入れたり、きちんとしたケアでお口の中を清潔にし、できるだけ感染のリスクを低くしたいものですね。baby
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ぶらぶら足はダメ~

食事中の姿勢と歯並びには、深い関係があります。
お子様の足は食卓に座った時にきちんと床についていますか?
足が床につかずにブラブラしていると、
体の重心が不安定になり猫背になりやすくなります。
そして、猫背は悪い歯並びのもとになります。
というのも、人は猫背だと頭でバランスを取ろうとする為、
正しい位置での噛み合わせを妨げるようになるからです。
そうならない為には、足のつく低めの椅子か、
足置きを用意すると良いですよ。
また、机と体の間の距離はこぶし一個分が適当ですので、
合わせて気を付けてみてください。
最近の子どもさんは食事をあまり噛まずに、
水やお茶などの飲み物で「流し食べ」をする傾向にあるようです。
噛む回数が減るとあごの成長が悪くなり、
歯並びが悪くなる原因にもなります。
健康のためにも、歯並びのためにも、
良い姿勢でよく噛んで、ご飯を食べてくださいね。
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歯磨きについて

歯ブラシをエンピツを持つように握って、150g前後の力で丁寧に1回3~5分、1日3回磨いてください。案外、力をいれすぎているので、一度お家の料理量りで量ってみると加減がわかるでし,ょう。力を入れすぎたり、極端に回数多く磨いたり、硬い歯ブラシで磨いたりすると、歯ぐきが退縮し、知覚過敏の症状がでることもあります。
また歯ブラシによるブラッシングだけでは、歯と歯の間など歯ブラシの届きにくい部分にどうしても歯垢が残ってしまいます。歯間ブラシやデンタルフロスを併用すると、磨き残しの歯垢をかなり落とすことができます。
星野歯科医院にある歯間ブラシとデンタルフロスの一例です。他の種類もあります。
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口の中が乾燥すると・・・

花粉の季節がやってきました。
本来人間は鼻で呼吸をしますが、鼻炎で鼻が詰まると口で呼吸をすることが多くなります。花粉アレルギーの薬の副作用で口の中が乾燥したりすることもあるかと思います。またもともとの癖で口呼吸をする人など、口の中が乾燥気味になる人は歯周病やむし歯になりやすくなります。
口の中が乾燥すると、細菌の棲み家である歯垢がネバネバになり歯につきやすくなります。唾液による自浄作用も低下するため、口の中の細菌が増え活発になるのです。そのため歯周病やむし歯になりやすくなるのです。
口呼吸の人はできるだけ癖を直すように、また花粉症の人はこの時期いつもよりも念入りにお口のケアをするとよいでしょう。
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おならを我慢すると口からでてくる

「おなら」といわれている腸内で発生した二酸化炭素、メタン、硫化水素などのガスはお尻から出すものと思っているでしょうが、実はこのガスのほとんどは腸管から吸収され、血液に乗って体内をめぐり、肝臓で無臭化され、肺でガス交換されて呼気となって体外に放出されています。
しかしながら、おならを我慢し続けると血液中のガスの量が増えてしまい、肝臓で無臭化しきれなくなり、においの残ったままの呼気として出てきてしまいます。ですから口臭が強くなってしまうのです。
口臭予防のためにも“おなら”も我慢しないでちゃんと出すようにしましょう!といっても、いつでもどこでも出すわけにはいきませんね。ですからおならのガスを増やさないようにそのガスの増える最大の原因である便秘にならないように気をつけることが大切です。
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