「高齢者の食を支援する総義歯形態と咬合の与え方」を受講しました (名古屋)

名古屋、栄のガスビルにおいて、高齢者の為の総義歯ついての講習会がありました。

年齢に関係なく歯を全て失った場合、基本的に総義歯を入れなければなりません。義歯を入れないと認知症の発症リスクが高くなります。また、義歯を使わず噛めなくなると、食べ物や飲み物の飲み込みも悪くなり、誤嚥も起こしやすくなります。誤嚥による肺炎予防の為にも、義歯を入れることは大切です。

超高齢化社会を迎える日本において、通院出来なくなった方の入れ歯のケアは重要です。口腔機能が低下する前にきちんとした義歯を作っておくことが一番です。

地域包括ケアシステムにおいて、多職種連携の中で、我々歯科医師も専門的な役割を果たし、在宅や施設介護される人を支援していかなければなりません。それには少しでも良い義歯の提供ができるようになることが大切で、そのポイントの基本を再確認する為の講習会でした。

三重県 桑名市 歯科 星野歯科医院